インビザライン

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インビザライン(マウスピース矯正)とは

インビザライン

インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置で歯列矯正をする治療システムです。従来のワイヤー矯正に比べて目立ちにくく、装着が簡単ななどのメリットがあります。

これまでに世界100ヶ国以上、1,500万人を超える方々がインビザラインで矯正治療をされています(2023年3月時点)。

インビザラインでは、3D治療計画システムを使用して、患者様の歯並びや噛み合わせの状態を3Dで再現し、治療計画を作成します。この計画は、患者様にもご覧いただけますので、治療のイメージをつかみやすくなります。

また、当院では、iTero(口腔内スキャニング)を導入しています。iTeroは口腔内をスキャンするだけで、患者様の歯並びや噛み合わせの状態を正確に記録することができます。これにより、従来の歯型採取にかかる時間を大幅に短縮することができます。

インビザライン治療の転院を検討している方へ

最近「他院でインビザライン治療の契約をしたが、不信感があり通えなくなったため転院して治療の引継ぎをお願いしたい」というご相談で来院される方が増えてまいりました。

当院では、治療が止まってしまいお困りの方に対して少しでもお役に立てればと思い「口腔内の状態を確認させていただいた上で、その先の治療についてご提案をさせていただく」ことと致しました。

上位ランクの症例「ブルーダイヤモンド・プロバイダー」

ブルーダイヤモンド・プロバイダー

精密審美会では、インビザライン年間症例数上位の実績を持つ治療エキスパートを証明する「インビザライン ブルーダイヤモンド・プロバイダー」に認定されております。

また、インビザラインによる治療を行う歯科医師や歯科衛生士全員で、日々勉強会や症例検討会を行い、治療計画や症例の研究に取り組んでいます。これにより、スタッフ全員がインビザライン治療の知識と技術を高め、患者様に安心して治療を受けていただける体制を整えています。

インビザラインランク

インビザラインには、治療実績や技術力に基づくランク制度があります。ランクは9段階あり、上位ランクほど治療実績や技術力が高く、世界中でも有数の症例を経験した歯科医師であることを意味します。

その中でもブルーダイヤモンド・プロバイダーは、年間症例数750以上、治療歴5年以上、インビザライン アドバンスド コースを修了した歯科医師に与えられるランクであり、上位ランクに該当いたします。

豊富なインビザラインの治療症例

精密審美会ではインビザラインによる矯正歯科治療の症例が多くあり、そのうちの一部の症例をご紹介しております。

光学3Dスキャナ「iTero」によるiTero口腔内スキャニング

iTero

インビザラインでの矯正治療に欠かせないのは、光学スキャナーによる型取りです。光学スキャナーによる型取りは、従来のシリコーン印象に比べて治療開始を2週間ほど早めることができます。

従来のシリコーン印象は、口の中にシリコーンを流し込み、型を取る必要があります。そのため、嘔吐感やむせてしまうなどの不快感を感じることがありましたが、光学スキャナーによる型取りは、口の中に装置を当てるだけで済むため、かかる時間も圧倒的に短く患者様の負担が少なくなります。

歯型や噛み合わせの状態をデジタルデータとして記録するため、精度の高い型取りを実現しています。

iTero elementの特徴(従来のシリコーン印象材による型取りとの比較)

  • 型取り時の負担が少なく、かかる時間が短い
  • アライナーの完成が早い(約2週間短縮)
  • 口腔内を正確に測れる
  • 口腔内の3Dデジタル画像をすぐに確認できる
  • デジタルデータのため変形劣化がない

インビザラインがオススメな方

  • 目立たない矯正装置を希望の方
  • スポーツをする方
  • 楽器演奏をする方
  • 差し歯や被せ物がある方
  • 金属アレルギーのある方
  • 過去に矯正治療をしたが後戻りしてしまった方

インビザライン治療の流れ

STEP1 無料カウンセリング

無料カウンセリング

無料カウンセリングにて歯並びのお悩みやご要望を伺い、口腔内の写真を撮影した上でインビザラインでの治療が可能かどうかの簡易診断を行います。

また、インビザラインでの矯正治療のメリット・デメリットや大まかな治療費のご説明をいたします。

STEP2 精密検査

精密検査

歯周病検査、概形印象(型どり)、口腔内写真撮影、顔写真撮影、矯正用レントゲン撮影など、矯正治療を開始できるかどうかの診断や治療計画を立てるために必要な資料採りを行います。

  • 虫歯や歯周病が進んでいる場合、精密検査は後日になる場合があります
  • 虫歯治療・歯周病治療は別途費用負担があります
  • 楽器演奏をする方
  • 虫歯や歯周病治療が終了してから矯正の精密検査を行います

STEP3 検査結果・治療方針のご説明、お支払い方法確認

検査結果・治療方針のご説明、お支払い方法確認

検査結果を踏まえて治療方針のご説明をさせていただきます。また、お支払い方法についてもこのタイミングでご確認いただきます。

コンピューター上のシミュレーション(クリンチェック®)を確認し治療方針にご同意いただけましたら、発注を行いアライナー製造が開始されます。

STEP4 アライナーお渡し・治療開始

アライナーお渡し・治療開始

マウスピースは一度にすべてのステージ分完成し、医院に送られてきます。場合によりますが、全マウスピースをお渡しして、患者様に管理していただくこともあります。

ここから患者様主導型の矯正治療のスタートとなります。

STEP5 通院・メンテナンス

通院・メンテナンス

マウスピース1枚につき2週間のペースでマウスピースを交換していきます。また、必要に応じて、アタッチメントの装着・IPR・顎間ゴムの使用します。

ご来院時に虫歯・歯周病のチェックや歯磨きがきちんとできているかなども確認させていただきます。

メリットとデメリット

インビザラインのメリット

  • 3D治療計画により事前に歯の移動過程を確認できる
  • 治療後のイメージを確認できる
  • 5年保障(インビザライン・フルの場合)
  • ご自身で矯正装置を取り外せる
  • 矯正装置を取った状態で歯磨きができる(虫歯や歯周病になりにくい)

インビザラインのデメリット

  • 矯正装置を毎日長時間装着しなくてはならない(推奨:20時間/日以上)
  • 装置の装着時間が短いと計画通りに治療できない
  • 5年保障(インビザライン・フルの場合)
  • 症状によっては治療できないケースがある
  • アライナーを装着しての飲食や喫煙は、装置の破損や変色を起こしやすい

マウスピース矯正の注意事項(リスク・副作用など)

  • 口腔内、歯並びの状態によっては対応できない場合があります
  • マウスピース型矯正装置の長時間装着が必須です
  • 治療計画通りに進めるためには、患者様の意志が重要になります
  • 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り(元の位置に戻ろうとする動き)をします
  • 薬機法対象外の矯正歯科装置のため医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります
  • 自費診療(保険適用外治療)となります

インビザラインの症例紹介

渋谷しらゆり歯科に在籍する歯科医師が治療を行ったインビザラインの事例をいくつか下記に紹介いたします。

【20代女性】がたがたしている歯並びをインビザラインで矯正

治療前

八重歯による前歯のがたがたを気にされて来院されました。

【20代女性】前歯の隙間を閉じたい

治療前

上顎前歯の大きく開いた隙間を治したいとの主訴で来院されました。

【20代女性】抜歯無しで出っ歯をなおすインビザライン矯正

治療前

上の前歯が傾き突出している状態と前歯のすきまを主訴に来院されました。

【30代女性】スリーインサイザー仕上げによる抜歯矯正治療

治療前

上下の前歯のがたつきについて最短治療、インビザラインでの矯正治療をご希望されて来院されました。

【40代女性】歯ぐき、骨が薄い方のマウスピース矯正治療

治療前

歯ぐきと骨が薄く、他院にて矯正治療を断られた患者様です。

その他の症例

マウスピース矯正の注意事項(リスク・副作用など)

  • 口腔内、歯並びの状態によっては対応できない場合があります
  • マウスピース型矯正装置の長時間装着が必須です
  • 治療計画通りに進めるためには、患者様の意志が重要になります
  • 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り(元の位置に戻ろうとする動き)をします
  • 薬機法対象外の矯正歯科装置のため医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります
  • 自費診療(保険適用外治療)となります