インプラント

天然歯を失ってしまった場合、「インプラント治療」「ブリッジ治療」「入れ歯」という3つの治療法の選択肢があります。

その中でもインプラント治療は、失った歯の代わりに、顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を被せる治療法です。他の歯を削る必要がなく、天然歯と同じように噛めるというメリットがあり、他の治療法と比べて、最も自然な噛み心地と審美性を実現できる治療法ですが、手術が必要で、自費診療であるというデメリットもあります。

当院では、世界的なトップシェアを持ち高い実績があるストローマン社製のインプラントと抜歯即時埋入(1Dayインプラント)に適したMega’Gen(メガジェン)社製のインプラントを採用しています。

インプラント手術は、手術時間や痛みなどの不安から、敬遠される方も多い治療法です。そのような方には、経験豊富な麻酔医による静脈内鎮静法（オプション）がおすすめです。

静脈内鎮静法とは、点滴によって鎮静剤を投与する麻酔法です。薬を入れて1～2分すると非常にリラックスした気分になり、薬の持つ健忘効果により術中の局所麻酔の痛みやドリリング時の振動など、不快な記憶がほとんど残りません。

※効き目には個人差があり、完全に眠ってしまい、処置中の記憶がまったくない方もいらっしゃれば、リラックスはしていたものの何となく記憶が残っている方もいらっしゃいます。インプラント埋入手術に対して心配な患者様は、担当医にご相談ください

手術後10～15分経てば帰宅できますが、車の運転はできません。

従来のインプラント治療は、抜歯後数ヶ月の骨の回復期間を経て、インプラント埋入を行い、さらに数ヶ月の骨とインプラントの結合期間を経て、被せ物装着となります。そのため、治療期間は6ヶ月～12ヶ月程度となります。

一方、1Dayインプラント治療は、抜歯して即時にインプラント埋入を行い、仮歯を装着します。そのため、治療期間は3ヶ月程度と短縮でき、患者様のストレスや生活への支障も少なくなります。