【20代男性】口ゴボ(出っ歯)と正中のズレをワイヤー矯正治療
治療概要
- 患者様:20代男性
- 治療期間:3年
- 矯正装置:審美装置
- 概算治療費:88万円
※費用は治療当時の料金となります - 担当医:福本健生
治療動機
歯列のガタつきと口元の出っ張りを主訴に来院されました。
治療計画
上顎前突とガタつきの度合いから、親知らず以外の歯を4本ほど抜歯して大きなスペースを確保することとしました。
インビザラインとワイヤー装置の選択については、歯の移動量が多いこと、患者様の生活習慣を鑑みてワイヤーの表側矯正治療を計画しました。
矯正治療の途中で歯の根っこの位置の関係から上下正中がずれてしまいました。
機能面としては問題はないのですが、患者様と相談した上で治療期間を延ばしてでも正中を合わせる治療を追加して行うこととしました。
治療後について
治療完了まで長い時間を要しましたが、無事歯並びは改善して口元が下がり大変喜んでいただきました。
インビザラインとワイヤー矯正の違い
インビザラインとワイヤー矯正はそれぞれ得意とする点が異なります。
▽インビザライン
・細かな配列や前歯だけが噛み合わないオープンバイト(開咬)などの治療が得意
・装着時に目立ってしまう
・1日20~22時間の装着が必要 など
▽ワイヤー矯正
・歯を大きく移動させるのが得意
・無色透明なため目立たない
・装置は付けっぱなしで良い など
患者様の状態、ライフスタイルに合わせた矯正装置を相談して選択していきます。
関連する他の症例
ワイヤー矯正の注意事項(リスク・副作用など)
- 治療中は違和感や痛みが起こることがあります
- 症状により、抜歯が必要な場合があります
- 治療中は歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病になりやすくなります
- 矯正治療後の保定が不十分だと後戻り(元の位置に戻ろうとする動き)をします
- 自費診療(保険適用外)となります